写真はカラン台部分に石を張っているところです。石はINAXのチャイナグラニット(花崗岩)、400角平、色はライトマホガニーです。カウンターやカラン台には磨き仕上げ(12mm)、浴室床には滑りにくいバーナージェット仕上げ(13mm)を使用します。
石は現場の形状に合わせて切断し、張り付ける作業になります。また床はもちろんですがカラン台や、カウンター表面に水の滞留ができないように水が自然に流れていく程度の勾配を取ってやる必要があります。
壁面の施工方法は、モルタルで精度の良い下地を作成し、石の裏面にポリマーセメントを塗り付け、面調整をしながら、下段から積み上げていきます。目地幅は3mmです。
非常にきれいに石が張られました。仕上がりが楽しみです。
トイレやキッチン、アトリエは腰まで小口タイル(108×60×13)を張ります。本来、外装壁用のタイルですが温かい土味の質感がおもしろいのでキッチンやトイレの腰に使用することにしました。写真は下地ボードに水糸を張り水平を見ながら接着剤で点付け施工しています。なお施工方法はタイルの裏足の高さによって変わってきます。
玄関、ポーチには玄昌石を張ります。石を張る前にモルタルで段の蹴上げの高さを調整します。通常は150〜160mmぐらい取るのですが今回はバリアフリーを意識して130mmに設定しました。実際上がり降りしてみるととても楽でした。
玄昌石は、純黒色、光沢のある表面に自然模様が浮き出た粘板岩です。強度、耐久性にも優れていて変質、褪色しないのでこの建物に最適だと思い使ってみました。
玄関正面の基礎巾木は石を乱張りにします。天然石なので色や大きさにバラツキがありますが、これが独特の落ち着いた風合いを創ります。施工については厚さにバラツキがあるので張りしろを十分にとり、段差が生じないように注意します。