スミターマルシステムを選んだ理由
 建物自体、間仕切りが少なくリビングや玄関が吹き抜けでオープンな空間が多いので床暖房で家全体を暖めようと考えました。
 あるメーカーの方の話を聞きましたら床暖房は床部分を暖めるだけで家全体を暖めるには無理があるという意見でした。
 しかしスミターマル(住化プラスチック)を扱う業者さんと話をしましたら省エネルギー住宅にして床暖房で家全体を暖めることは不可能ではないのではないかということでした。これは私や設計士(高長さん)の考えと同じでしたしこれでいこうと思いました。
 もちろん1階のほとんどを床暖房にして、断熱、気密工事をしっかりとすることが大前提です。
 また床暖房の面積が大きくなるので冬の電気代も非常に大きくなりますのでイニシャルコストは高くなりますが将来を考えて深夜電力を利用する蓄熱式の床暖房が良いと思いました。
今回、床暖房の工事をする部分は土間コンクリートの部分だけです。

蓄熱材を並べる前に断熱材を敷き詰めます。これは床暖房では基本的なことですが、暖まった熱が下に逃げていってしまって床が暖まらなくなることを防ぐことが目的です。

左の図のように施工します。このシステムは蓄熱材に深夜電力を利用して蓄熱し、それを放熱します。

深夜電力は通常の一般電力に比べて約30%も安くなります。

しかし、施工エリアや使用頻度によって蓄熱式か常用電力かもしくは温水式か。イニシャルコストとランニングコストのバランスを十分考慮する必要があります。

風呂場です。(檜風呂を予定しています)洗い場を床暖房にしますが仕上がりは石を張ろうと思っています。

写真中央の白いパネルが蓄熱材です。持ち上げてみると結構重く、水の比重より少し重いと業者さんが言っていました。

温度センサーを取り付けています。これにより蓄熱材の温度と通電時間の制御を行います。
ケーブルヒーターを蓄熱材に付いている溝に沿って取り付けていきます。このヒーターで深夜に蓄熱材を32℃以上にして融かし(蓄熱)、早朝から30℃前後の状態を維持しながら凝固熱を放出することで暖めていきます。
風呂場にケーブルヒーターを施工したところです。
コンクリートを流す前にワイヤーメッシュを敷設します。もちろん基礎のベースと同じようにスぺーサーブロックで持ち上げコンクリートの強度を高めます。
キッチンの床部分にコンクリートを流しました。
風呂場の写真です。

これで土間コンクリート部分の床暖房工事は終わりました。

根太間に入れる床暖房につきましてはもう少し後の工程になります。