平成12年9月8日
現場は造成したばかりで地盤が軟弱だろうと考えられました。スウェーデン式サウンディング試験という調査方法を用いまして地盤調査会社に調査結果の考察を依頼しました。

{試験結果}

 地表から下3.8〜4.6mまで軟らかい粘性土か緩い砂質土などで部分的にやや締まった砂質土の薄層を挟む。それ以深については、5.5〜9.5mまで締まった砂質土などを確認した。

考察

 深度4m付近まで軟弱な土層が分布しており、地盤の支持力が小さく不同沈下の可能性があります。従って、表層地盤改良で基礎下の支持力、及び地盤剛性を強化するのが安全と判断されましたが、盛土造成前であることやハンドオーガーボーリングにより腐植物の混入が確認させたこと等により、改良の厚さや固化材の配合量等の設計、及び施工計画については慎重な検討が必要になります。

調査位置
調査報告書
このような調査結果をもとに地質調査会社と地盤改良会社と協議を行いまして、深さ1.5mの表層地盤改良を行うことになりました。
 地盤の不同沈下による床の傾きや、タイル、壁などのヒビ、ドアなどが開かなくなった・・・など、最近はよくテレビで欠陥住宅が報じられています。そのほとんどは業者が地盤改良、または地質調査を怠ったことが原因にあると思います。まずは、家を建てる場合、その敷地が建物の重さに耐えられるかをしっかり調査する必要があります。費用は多少がかかりますが、ご自分の大切な家で快適、安心して過ごしていただきたいと思います。
調査現場 調査方法