◆火災保険だけだと300万円が限度
地震によって家が壊れることを想定して、地震保険に加入しておくことは大切なことです。火災保険だと地震により建物や家財に損傷があったとき、地震火災費用として契約金額の3%(300万円が上限)が支払われ、それ以外は支払われません。できれば、地震保険によって万が一の事態に備えておくことが大切です。
では、まず地震保険のしくみを整理してみましょう。
1.地震保険は火災保険とセット
地震保険はあくまでも火災保険の上積みという考えですので、火災保険とセットでないと入れません。
2.保険対象は住宅と家財に限られる
3.火災保険金の50%内で契約
通常の住宅火災保険は契約できる保険金額はその建物などの時価となっていて、5000万円の家なら5000万円の契約ができます。ところが、地震保険は火災保険の30〜50%までの範囲でしか契約できません。しかも上限が建物5000万円、家財1000万円の契約となっています。
4.住んでいる地域によって金額が違う
地震保険の保険料は住宅の所在地となる都道府県によって、1等地から4等地までランクがあり、四等地が最も高くなっています。
◆保険がもらえるときの条件
では、実際に地震で被害にあったとき、どの程度の被害でいくら支払われるのかというと、これもまたランクがあります。全損、半損、一部損の3つで、全損とは、「建物の主要構造物の損害額が、その建物の時価の50%以上である損害」または「焼失もしくは流失した部分の床面積が、延べ床面積に対して70%以上である損害」としています。主要構造物とは屋根、柱、外壁、土台などです。家が傾いたときも全損とされるといわれているようです。なお、家財にも同様に3ランクが設定されています。
